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2010.08.07 ワンディ・シェフ・レストラン試行実験事業を実施しました。

JUGEMテーマ:観光まちづくり

2010.8.7、生憎の曇空

 8/6までは摂氏35℃の猛暑と熱帯夜の小樽だったのですが、
 建設業と地域の元気回復助成事業
 =祝津地区漁場建築修復と地域振興に関する事業
の「試行事業」である、
 ワンディシェフレストラン事業
が、生憎の曇り空の祝津茨木家中出張番屋で、8/7開催されました。

 「建設業と地域の元気回復助成事業」の申請段階では、
 1.修復なった茨木家中出張番屋を使い、
 2.町内会婦人部や祝津漁協婦人部の皆さんが主になって、
 3.祝津前浜の豊かな魚介類をふんだんに使った「賄い料理」を作えい、
 4.祝津を訪れて頂いたお客様に茨木家中出張番屋で提供する試行をし、
 5.それを将来恒常的に、又は夏の観光シーズンの実施によって、祝津の活性化に供する、
という、「漁村版・ワンディシェフレストラン」イメージだったのです。

茨木家中出張番屋キッチン
 茨木家中出張番屋修復工事の竣工目前に出来たキッチンは、素晴らしく清潔で、窓も開放的な、クリーム色に仕上げられました。
 あの板壁やガラス戸も神社側からの落雪と融雪で外が見えるほど破損・崩落し、入室するのも怯むほど傷みに痛んだ台所とは、天地でした。
 広いシンク、三基のガスレンジも。

 しかし、そのキッチンは・・・一般家庭用で、とりわけガスレンジは大量の料理を煮炊きする火力をもつものではなかったのです。
 実は、一般家庭以上の能力をもつガスレンジやシンクなどの設備の備え付けは無理でした。
 修復工事全般が厳しい予算内での工事で、とりわけ剥がしてみないとわからない歴史的建造物の修復工事は、余裕を持った予備費を設けないと、難しいのです。
 しかし、税金を補助してもらう事業に、「予備費」という枠はありません。
 更に、請け負って頂いた山谷建築店さんも、懸命に契約金額内でどう完成するかと頑張ってもらい、切り詰めるにいだけ切り詰めざるを得ず、そのプロセスを見守ってきた北後志風土ツーリズム協議会としては、内装設備まで充実することを望むのは・・贅沢だったのです。
 そういう充実した内装設備は、修復なった茨木家中出張番屋の使用料収入を確保し、財源を安定化させて自前で用意してもらおう・・・と。

 しかし、申請段階で試行事業とした「ワンディシェフレストラン事業」以上、実践せねばならず、
 茨木家中出張番屋の新キッチンで多くのお客様に提供する料理をどこまで作れるか
・・と実は悩みました。
 そこで、竣工前の5月頃から、この「ワンディシェフレストラン事業」の試行事業内容を、全面的に検討しなおさざるを得ない、と決断したのです。

 申請当初の「ワンディシェフレストラン」事業の展開イメージは、
 ・ポスターやチラシなどを製作し、大々的なワンディシェフレストランの告知宣伝
 ・マスコミや北後志風土ツーリズム協議会の各団体のウェブサイトやブログを通じた宣伝
 ・竣工式典が実施された後のイベントだから、マスコミも注目して頂ける
 ・観光協会や小樽商工会議所、祝津たなげ会などのルートを通じた、ワンディシェフレストラン・チケットを市内や札幌圏に、安価販売する。
 ・以上をもって、茨木家中出張番屋でのワンディシェフレストラン事業も含め、再生なった茨木家中出張番屋自身の宣伝告知と、本格的ワンディシェフレストラン事業の展望を切り開く。
というイメージでした。

 が、本年5月祝津で開催された第二回にしん祭りの成功が脳裏に浮かびます。
 あの1〜2時間待ちのニシン1000匹丸焼きの行列が想起されました。
 とても、この茨木家中出張番屋のキッチンの料理提供能力では対応できず、料理が出るまで待って頂くお客様には却って不評を買う事態になる、と。

 どのような展開が可能かを模索します。
 ワンディシェフレストラン事業を恒常的に実施していくためには、キッチンに冷蔵庫・冷凍庫・電子レンジ・消毒用洗面台など厨房器具を揃え食品衛生上の内装設備を整えるのは勿論、保健所の営業許可や食品衛生責任者や調理師免許取得者の配置など、食の安全・安心に十分対応した主体的準備・整備が必要となります。
 例え、夏の観光トップシーズンだけ実施するにしても、不特定多数への食の提供には、同様の厨房環境が最低限必要です。
 小樽の観光まちづくりのためにやってきた事業で、食中毒発生など想像したくない事態です。 ましてや、暑い夏、観光のお客様の体調は天候にも左右され、食あたりしやすい季節でもあるのです。
 
 そんなところに、祝津たなげ会で頑張る祝津マリーナの諸沢社長から、申し出が舞い込みます。
 「第29回北海道少年少女ヨット大会・小樽大会
が小樽マリーナで開催されるが、せめて祝津でこそ参加者や役員・父母の「交流懇親会」を開催したく、茨木家中出張番屋を使わせてくれないか、という話だったのです。
 話を伺うと、参加少年少女は20名前後、それに大会役員と父母が40名前後、合わせて60名くらいというのです。
 グッドタイミングです。
 「第29回北海道少年少女ヨット大会」時の「ワンディシェフレストラン試行実験事業」
として開催となれば、厨房設備の不備のままイベント的にワンディシェフレストラン事業を強行し不興を買うこともなく、来年度以降の実践のためのデータ収集と経験を蓄積できるのです。
 更に、
 ●最初から参加人数が明確になっているというのが、あらかじめ不特定多数のための準備は不必要となり、限界のある厨房環境下でも実施がしやすい。
 ●茨木家中出張番屋キッチン能力と食品衛生上の調理は、祝津たなげ会の会員であり保健所の営業許可を取得している青塚食堂さんと祝津マリーナ(レストラン)の「バンケット」とすれば、食事提供はクリアできる。
 ●北海道セイリング連盟・北海道ジュニアヨット連盟・(財)日本セーリング連盟主催で、過去28回も全道各地で大会を開催してきた方々で小樽ヨット少年団が軸になるのであれば、茨木家中出張番屋の使用に関しても、政府の補助金投下で修復なった茨木家中出張番屋を責任を持って規律正しく当方の指示に従ってもらえる
 ●これに北後志風土ツーリズム協議会も立ち会い、セキュリティ会社に定時パトロールに来て貰えば、万全の体制を組めるのでした。

 2010北海道少年少女ヨット小樽大会

 いよいよ、8/7、「第29回北海道少年少女ヨット大会・小樽大会」の日がやってきました。

「第29回北海道ジュニアヨット大会」
 
「第29回北海道ジュニアヨット大会」交流懇親会会場の張り紙が貼られ、8/7小樽マリーナで4つのレースが開催されているその合間に、大会役員、参加選手の父母さんが交流懇親の準備をされて。

ヨットを使ったくー来店ボックス
 茨木家中出張番屋の玄関の三和土(たたき)には、本物の小型ヨットを持ち込み、船内に氷と水を張って、缶やペットボトルの清涼飲料のクーラーボックス代わり。
 後志・共和村から出場する選手の父母さんが、雷電スイカとメロンも差し入れで、郷土色豊か(^^)

レース終了、子供さん達が

 生憎、当日午後の第4レースは、雨と無風でレースは休止となり、レースを無事終えたジュニア(小中学校)の子供達は、茨木家中出張番屋への途中の湯ノ花温泉で汗を流し、続々、茨木家中出張番屋に集まってきて、
 お腹すいたぁぁ〜
、と。(^^)

会場づくり
 市内観光施設から寄贈された座布団と、祝津漁協からお借りした座布団、テーブルで60人分の席が、大小屋組み空間の下の板間にセットされ、

手作り分別ゴミ箱
 父母さんは段ボール空き箱で分別ゴミ箱も用意。

 ネダイ(寝台)には、茨木家中出張番屋の紹介パネルが並んでいて。
 早速子供達はネダイ(寝台)にあがろうとしますが、小樽ヨット少年団の顧問の先生から、
 「カンナもかけていない板材そのままだから、トゲ刺さるから駄目」
と注意されて、当方は顔が赤くなる。(^^)
 早速、
 「今の時代、カンナかけてない板材では、子供達は遊べない、
  ネダイ(寝台)用ゴザを用意する、・・中古でもいい、寄贈を呼びかける」
と、悲しくメモを(^^)

全員着席
 そうこうしているうちに、全員が勢揃い、お行儀良く着席して、
 あの広い茨木家中出張番屋の板間が熱気でムンムン、蒸し暑さでムンムン、蚊取り線香の煙でムンムン。
 「第29回北海道ジュニアヨット大会」の実行委員長から進行をお願いされ、

祝津・たなげ会久末副会長
 北後志風土ツーリズム協議会・祝津たなげ会の副会長・久末智章大正硝子社長の歓迎の挨拶が始まりす。
 続いて、北後志風土ツーリズム協議会全体調整・小川原格・藪半社長が、茨木家中出張番屋修復事業のあらましを説明。
全員拝聴
 広い板間も60人の船首と父母さんで、一杯に。(クリックすると大画像に)

大会顧問_葛西充先生
 そして第29回北海道少年少女ヨット競技大会の大会顧問の葛西充元校長先生に、ニシン番屋と祝津のお話を解説いただきました。


 30分、ヨット競技で鍛えられた少年少女は真面目にお話を拝聴してくれて。


 「ニシン漁には建網と刺し網という漁法があって・・・」
 うぅん。小学校低学年の子供さんには少し難しいか?


 北後志風土ツーリズム協議会の面々も親御さん達と一緒に拝聴。


 次第に顧問・葛西先生のお話は熱が籠もり乗ってきて。
 「この祝津はニシンの『千石場所』と呼ばれて・・・、」
 「センゴクバショって?」と。

三平汁鍋開始
 キッチンでは、祝津漁協婦人部の長老さんが既に下ごしらえも終了してある浜鍋の三平汁を暖めておいてくれて顧問・葛西先生のお話が終わるのを待っておられます。

 やはり、ガスレンジ3台があるが、どれも火力は弱い。
 漁協婦人部長老は、
 「ダメだ、このガスレンジじゃ保温するどころか、冷めてしまう」
と漁協事務所に大型ガスコンロを取りに行かれて。
 又、メモ帳を取り出して、
 「今の茨木家中出張番屋のキッチンの厨房装備だと、大量のメニューの調理・提供は無理で、せいぜい「保温」するのが精一杯。」
 「ワンディシェフレストラン事業展開には、新たな厨房設備がどうやっても必要。」
と、これもメモして。
 それでも、数々のイベントで浜鍋を提供してきた経験豊富な漁協婦人部長老は、様々に工夫頂いて、懸命に準備をしていただきました。

解説終了
 ええ、茨木家中出張番屋とニシン漁のお話はこの辺で。
 25分で大会顧問・葛西先生のお話は終了。
 いきなり、キッチンの動きが慌ただしく。
 
kannpai
 待ちかねた乾杯。
 明日の最後のレースの健闘を祝して!
 ちびっ子選手達もお父さんもお母さんも、大会役員も一緒にカンパ〜〜イ!

お腹すいたぁ01
 いやぁ・・・長かったがいい話でしたね。

お腹すいたぁ02
 祝津マリーナレストランのオードブルもバンケットで運ばれて!

カレーライスの提供
 板間の大広間の囲炉裏席前では、祝津マリーナレストランからバンケットで持ち込まれた、「シーフードカレー」と小樽名物「あんかけ焼きそば」の盛りつけが、スタート。

シーフードカレーとあんかけ焼きそばの提供
 お腹を空かせた子供さん達が行儀良く並んで。


 小樽名物「あんかけ焼きそば」


 具沢山のシーフードカレー。


 まずは、腹ぺこの選手達に。


 つい、カメラが気になって。(^^)

子供さんに行き渡ったところで父母さんに
 ちびっ子選手に行き渡ったところで、休む暇無く、お父さん達にもシーフードカレーを。
 なにせ、総勢六〇名。

キッチンでは漁協婦人部最長老が!
 そのころキッチンでは、漁協婦人部最長老が「鰊三平汁」の準備におおわらわ。

いよいよ盛りつけ開始
 「よし、これなら熱々の、祝津前浜自慢の通の三平汁だ」
と号令かけて盛りつけに。祝津・たなげ会事務局長も
 祝津・たなげ会の渡部事務局長も配膳スタッフに。

器もちゃんと瀬戸物で
 ニシン三平汁です、キャンプのような発泡スチロールドンブリで提供など恥ずかしい。
 瀬戸物の汁用ドンブリでご提供

ちょっと腰つきが危ない
 どうも腰つきが怪しいが、これも愛嬌。

mazuha
 まずは、ヨット大会役員に振る舞いです。(クリックすると大画像に)
 塩味も抑えめながら薄からず濃いからず、お酒には最適なんですなぁ。

キッチンは大忙し
 そのころキッチンは大戦争。

見る間に鍋が
 そっちの鍋は、もう空くかい?
 まだまだ大丈夫。
 永年の振る舞いで、息のあった漁協最長老。
あっというまに鍋一つが空に
 見る間に鍋が空になっていきます。

親御さんにもやっと行き渡って
 やっと、父母さんにも鰊三平汁が行き渡って。 
 美味しいでしょう、祝津前浜の鰊三平汁。


大会長、三平汁の後はシーフードカレー
 三平汁を満足そうに召し上がって頂く、大会長。

 さて・・・お食事タイムは盛り上がって。
 お腹も一杯になって。

室蘭チーム11人
 今日のヨット競技の反省と明日の午前予定のレースへの決意を参加市町村毎に。
 まずは、最大参加の室蘭選手チーム11人。
 キャプテンは中学生ではなく小学生!

函館チーム
 つづいて、函館選手チーム4人。

共和選手チーム1人
 後志・共和村からは女子選手1人で! えらい!
 メロンを持って来ました、に大拍手。

小樽選手チーム3人
 地元小樽選手チーム3人。 小樽ヨット少年団団長が目の前に座られやりにくそう(^^)

煙草お父さん
 そのころ我慢できなくなった煙草お父さん達は、玄関前の煙草の灰皿の前に。(^^)
 茨木家中出張番屋内禁煙を良く守って頂いて。
 まあ、子供さん達から嫌われないためにも・・です。

あかりが灯る番屋
 夜の帳がもうすっかり落ちて。
 茨木家中出張番屋の窓から煌々と灯りが。
 いいですねぇ。

ジュニアOB
 そのころ、茨木家中出張番屋の中では、このジュニアチームのOBの選手がヨーロッパなど海外大会出場の経験談を語ってくれておりました。

 食事を終わったちびっ子選手達は・・・
女子は作戦会議
 女子はちゃんと翌日のレースの作戦会議

男子はゲーム
 わが男子は・・・ゲームに。

やっと休憩
 デザートのスイカとメロンを配り終わってお母さん達は立ち話。
 お疲れ様でした。

元気なお父さん
 こちらはお父さん達と大会役員と。
 まだまだ元気、歓談は続きました。
 明日は、ここ祝津マリーナではなく小樽港・小樽マリーナでのレースで、朝六時起床です。
 そろそろ終わられては・・・明日が大変です。

 ・・・ということで、
第29回北海道少年少女ヨット大会・小樽大会」時の「ワンディシェフレストラン事業」
は、8/7 pm7:30には、滞りなく無事終了いたしました。
 夜は大雨となり、堺町の一部は床下浸水というお天気。
 でも、茨木家中出張番屋の修復鳴った大屋根は雨漏り一つせず、大丈夫。

 ワンディシェフレストラン事業・・・、口で言い頭で考えるのとは大違い。
 様々に貴重な経験をさせて貰いました。
 
 その反省はのちほどゆっくり。
 まずは、「ワンディシェフレストラン事業」無事終了です。

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