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20100522  茨木家中出張番屋ドラマ(2)

JUGEMテーマ:観光まちづくり
  18tour05.jpg

 平成22年5月22日、第2回祝津・にしん祭り当日、東京から、
 山田保行・しずかご夫妻
にわざわざ御来樽いただきました。
 上写真最前列、真ん中のご夫妻です。
 この山田保行氏が、前々記事「20100520  茨木家中出張番屋ドラマ(1)」で紹介した、茨木家中出張番屋から発見された棟札に記載されていた、
 「秋田県山本郡常磐村 大工棟梁 山田留三」
氏のお孫さんにあたる。
 
 茨木家中出張番屋修復工事の設計監理・山之内建築研究所代表によって、3つの偶然が重なり織り紡がれて、繫がったのだ。
 その山田氏がわざわざ小樽来訪のために自ら冊子を作って来て頂き、一冊頂いた。

山田氏編集冊子

 「留三と娘たちの小樽」
だ。 それによると、
 (留三氏)の大正四年生まれの長女の出生地は、北海道高島郡高島村大字祝津141番地、大正六年生まれの次女の出生地は、同村18番地、三女は大正九年小樽市梅が枝町52番地、4女は大正一二年小樽市末広町13番地にそれぞれ誕生され、およそ一〇年余りの歳月を留三氏ご一家は小樽で暮らし、大正一二年九月関東大震災で仕事場を東京に移されたとのこと。
 棟札の茨木家中出張番屋上棟の年月日、明治四五年六月五日は実にリアリティをもつわけです。
 しかし、まさか棟札から当時の棟梁のお孫さんまで繫がっていく、ドラマです。


19_tour_yamada.jpg

 茨木家本宅(元場)前で、この繋がりを形づくってくれた山之内建築研究所・山之内裕一代表と山田保行氏ご夫妻の記念撮影。

 御夫婦は小樽に連泊し、長女・次女・三女・四女の叔母の住所を探索し、その場所を発見され、帰京されました。
 御来樽に本当に感謝です。


| Posted by 北後志@風土ツーリズム協議会 | comments(0) | trackbacks(0) | 茨木家中出張番屋修復工事 |

祝津にしん祭りと茨木家中出張番屋

JUGEMテーマ:観光まちづくり

祝津から臨む海霧に覆われた小樽湾
 5月22日、祝津海岸の前浜。
 青空にカモメが群れ飛ぶ好天。
 昨年の第一回おたるにしん祭は氷雨が降る中、雨合羽と傘で実行委もお客様も震えていたが、今年はTシャツでいいくらいの好天。
 右に見える豊井の岬と向こうに見える手稲の山並みの間の小樽湾は、真っ白いガスがかかっている。 海霧という珍しい気象現象。
 でも、祝津の前浜にはかからない。


にしん祭り、祝津前浜会場
 午前11時、もう来場者の行列。
 11:00、12:00、13:00、14:00、15:00の五回、先着百名、22日五百名、明日の23日も同様に五百名、計2日間で千名のニシン丸焼きイベントに来て頂いたお客様の行列だ。
 11:00の百名はすぐに一杯になり、12:00の番のお客様が並び、二列三列の行列が。


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| Posted by 北後志@風土ツーリズム協議会 | comments(0) | trackbacks(0) | 祝津の人々 |

20100520 茨木家中出張番屋ドラマ(1)

JUGEMテーマ:観光まちづくり

 本祝津地区漁場建築修復と地域振興に関する事業・通称:茨木家中出張番屋修復事業には、ナント表現していいか様々なドラマが展開されてます。
 本事業では、北海道職業能力開発大学・駒木定正准教授研究室が全面調査の協力をして頂いてます。
 昨年から10数回、同大学研究室は駒木准教授の下、学生さんも調査に加わって頂き、茨木家中出張番屋の大空間で一つも調査漏れのないようにと頑張って頂いてきました。
 その同研究室の学生さんがとんでもないモノを発見してくれました。
 ↓ それがこれ ↓
(画像は、北海道職業能力開発大学・駒木定正准教授研究室提供、クリックすると拡大画像に)
  茨木家中出張番屋、棟札1000

 茨木家中出張番屋玄関から入った戸袋棚に、この「棟札」があったのです。

 茨木家中出張番屋の大天井空間の小屋組に登って、大黒柱に打ち付けてあるハズの「棟札」を探して見つからず、少々ガックリしていた同大学・駒木先生もその発見には色めき立ちました。
 茨木家中出張番屋の建設年月日は今まで特定されてませんでした。
 様々な資料調査から、明治末期と推定はされていたのです。
 が、・・・その棟札には、
  棟上奏
  秋田県山本郡常磐村
  大工棟梁 山田留三
       薩麻参蔵(?)
       山田慶吉
そして年月日は、
  明治四五年六月五日
と・・・・。
 
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| Posted by 北後志@風土ツーリズム協議会 | comments(0) | trackbacks(0) | 茨木家中出張番屋修復工事 |

20100519 茨木家中出張番屋工事用足場撤去

JUGEMテーマ:観光まちづくり

茨木家中出張番屋修復工事前519

 茨木家中出張番屋修復工事前、丁度1年前、
 2009年5月13日
の本格的視察時の外観(クリックすると拡大画像に)が、ついに、
 2010年5月15日
に工事用足場が、外されました。
 5月22〜23日に開催される「第二回おたる祝津にしん祭り」の再訪者に、工事の進捗を見て頂こうと、山谷建築店さんが頑張り、間に合わせてくれた。
 頭が下がります、感謝!
         ↓

茨木家中出張番屋工事用足場撤去519
 ↑ クリックすると拡大画像が開きます。
 昨年3月に建設業と地域の元気回復助成事業への申請準備に入り、1年3ヶ月!
 ついに、修復後の外観が半分だけ姿を現しました。
 画面右側(北側)のブルーシート部分は出窓格子窓がこれから復原されます。

 ついにここまできたのです・・・
 1年3ヶ月、感慨深いものがあります。

茨木家中出張番屋、修復前写真
 1年3ヶ月前の茨木家中出張番屋、大屋根は北側(手前)、西側(山側)、南側と激しく傷んでおり、軒先も永年の積雪と漏水で折れ垂れ下がっていたのです。
 とりわけ日本海の厳しい海と気象条件で、画像の正面の茨木家中出張番屋の北側は、屋根の軒が全て崩落し、美しい格子の出窓も全て崩落、コンパネが打たれて外観を維持していただけという有様だった。
 
茨木家中出張番屋_屋根工事完了

 その大屋根が、・・・このように!
 茨木家中出張番屋の大屋根の 修復工事が完了した!
 修復前のトタン葺屋根の状況↑と見比べて欲しい。
 煙だしも見事に甦った。

 (↑の画像は、茨木家中出張番屋修復工事の設計監理をされる山之内建築兼研究所ブログ・住まいづくりYYAAから転載させていただきました。)
 屋根は厚0.35mmのガルバリウム鋼板の落雪防止屋根工法。
 いわゆるステイルーフ。
 軒先の積雪荷重を軽減するため、軒先約1m部分は雪が滑りやすく積もりにくい横葺きとした。
 周囲の番屋建築、とりわけ茨木家元場(本宅)の屋根の色調と合わせている。
 もうこれで、番屋内部に雨や雪解け時の漏水はな い。

茨木家中出張番屋、外壁修復
 小樽祝津の鰊番屋の外壁、下見板外壁が仕上がってきた。

 木の香りも画像から立ち上がる、北海道産カラマツ材の下見板貼だ。
 (画像は、茨木家中出張番屋修復工事の設計監理をされる山之内建築兼研究所ブログ・住まいづくりYYAAから転載させていただきました。)
 耐久性を持たせるために塗装をするプランになっている。
 が、私はこのカラマツ材のそのままの木肌がいい(^^)

 明治末期から100年の風雪 と30年前から未使用で傷みに傷んだ修復前の外壁は↓

茨木家中出張番屋修復前外壁
 創建当時はなく、後に増築されたトイレットも完全に本体から引きちぎられたように傾き、倒壊寸前の有様で、番屋本体の外壁は、このように破損し下見板も痩せて剥がれ落ちる状態だった。

 祝津の住民や漁師さん達は、修復前とのあまりの変わりように皆さん目を丸くされて。
 「直せばこうなるのか!」
かと。
 
格子窓修復

 茨木家中出張番屋正面の南側格子窓修復も完了!
 左が約100年前の格子、右が平成の格子! 
 窓硝子も茨木家中出張番屋の収蔵物に沢山保管されており、その硝子を全部使わせてもらった。
 設計関知の山之内裕一所長は、
 明治の仕事に平成の仕事が隣り合う
という、名言を!
 全く、その通りだ。
 (画像は、茨木家中出張番屋修復工事の設計監理をされる山之内建築兼研究所ブログ・住まいづくりYYAAから転載させていただきました。)

茨木家中出張番屋修復前破損した格子窓
 修復前はこんな外壁と格子窓の状態だったのだから・・・

下見板塗装
 下見板の耐久性をます塗装処理もされて・・・

 実は、日々、ドラマが茨木家中出張番屋を巡って起きている。
 物事が進むということは、こういうことかと。

 さあ、これから、どう紹介していくか、と。
 
| Posted by 北後志@風土ツーリズム協議会 | comments(0) | trackbacks(0) | 茨木家中出張番屋修復工事 |

ニシン街道標柱設置に向けて!

JUGEMテーマ:観光まちづ くり
ニシン街道とは

 北海道日本海沿岸の市町村は「ニシン漁」による繁栄という共通の文化を持ち、それが今各町の観光協会を軸に南は松前町から北は稚内市まで離島も含め約700kmの「ニシン街道」連携を推進しております。
 そのシンボルとして、
寿都町・ニシン街道標柱
 
 この寿都町の「ニシン街道標柱」と説明板を日本海沿岸31市町村に設置していこうと運動しているのが「ニシンルネサンス実行委員会」なのです。

 平成16年の最初の標柱を上ノ国町が設置し、以降、
 松前
 江差
 八雲町熊石
 奥尻
 せたな町大成
 せたな町瀬棚
 島牧
 寿都
 岩内
 泊
 積丹
 石狩市厚田
 石狩市浜益
と一二町村まで設置が続き、今年は既に神恵内町が設置し、留萌が設置を検討しております。
 数年前からこの「ニシン街道標柱」設置運動を推進するニシンルネサンス実行委員会から小樽において「ニシン街道標柱」設置を呼びかけを受けてきまして、昨年11月小樽運河プラザで、「ニシンルネサンスリin小樽」を開催し、この度茨木家中出張番屋修復工事が完了したその番屋横に土地所有者・茨木誠一氏の了解を頂き、設置しようと建設業と計画しております。
 ラフなイメージ図ですが、

茨木家中出張番屋横設置イメージ
と、茨木家中出張番屋の札幌側に茨木家の土地に設置を考えております。
 これによって、北海道日本海沿岸のニシン漁で栄えた31の町の中でも、40数棟も漁場建築が群として残る小樽・祝津地区が、その仲間に入り連携を深めながら、ニシン漁文化の伝承を一層強めていく、拠点になっていくのです。

| Posted by 北後志@風土ツーリズム協議会 | comments(0) | trackbacks(0) | にしん街道ルネサンス |

5/22〜23 第2回おたる祝津・にしん祭り開催!

JUGEMテーマ:観光まちづくり

 昨年に引き続き回おたる祝津・にしん祭りが、
 5月22〜23日の両日(両日とも午前10時〜午後4時)
開催されます。
 会場は、祝津前浜・(おたる水族館前周辺・祝津3丁目)
 
より大きな地図で 第2回祝津にしん祭漁場建築ツアー集合場所 を表示

 駐車場:おたる水族館駐車場・無料開放
 お問い合わせ:
  第2回おたる祝津にしん祭り実行委員会
  ホームページ・祝津たなげ会:http://www.tanage.jp/
  電話:0134−32−0111
  ファックス:0134−33−9216
  (株)アートクリエイト 担当・鈴木

 主なイベントメニューは、
 ●祝津ニシン番屋ライトアップ
  期間:5/8〜5/23(午後6寺〜午後9時)

 ●祝津にしん番屋めぐりツアー
  5/22(土) 午後2時
  5/23(日) 午前10時半  午後2時
  *茨木家中出張番屋はまだ修復工事中ですので、工事現場には近づかないようお願い申しあげます。

 ●にしん焼き・1000匹・無料提供
  ・但し、1日500匹、2日間で1000匹です。
  ・両日とも、11:00,12:00.13:00,14:00、15:00
   の計5回、各時間先着100名様に実行委本部テント前で整理券を配布。
  ・小学生以上お一人1匹
  ・各自で網で焼いていただきます、網台は実行委提供致します。
  ・他の食材は、持ち込まないでマナー遵守願います。

 ●巡視船・えさん体験航海
 ●日和山灯台一般公開
 ●祝津に鰊とウニを食べに行こう
 ●祝津海産市場即売会
 ●祝津物語墨彩画パネル展
 ●祝津鰊村フォトコンテスト
 
と、イベントメニュー目白押しです。詳細は以下のチラシを参照下さい。

↓ クリックすると拡大画像になります。

第2回にしん祭チラシ表470


第2回にしん祭チラシ裏470

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おさかな市ポスター193

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茨木家中出張番屋リーフレットバナー
茨木家中出張番屋リーフレットは↑こちらからダウンロードください.

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茨木家中出張番屋フォトギャラリー1バナー
↑茨木家中出張番屋の修復前と修復後のフォトギャラリーです.是非ご覧ください!

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