着地型観光なんて言葉が流行ってもはや数年がたちました。
しかし、そんな簡単なものじゃないのが「着地型観光」です。
そんななか、健気に健全に果敢に挑んでいるのが、わが町・小樽の祝津エリアの皆さん。
一昨年、国土交通省の地域と建設業の元気回復補助事業に手をあげ、見事選定、二年間かけて祝津のランドマーク・茨木家中出張番屋を修復し、地域コミュニ
ティー拠点として地域の皆さんや修学旅行メニューにと様々に使って頂くと同時に、この茨木家中出張番屋を運営する委員会とNPO祝津・たなげ会が一緒に
なって、祝津にもっと賑わいをやったのが、
「
おたる祝津おさかな市」
です。
昨年は、初の試みとマスコミさんも暖かく見守って頂き、好意的に全道レベルで報道・紹介していただきました。
が、二年目となりますと、仲々全道レベルの紹介は難しい。
常に新しい目立つ企画をだしていかないと、取り上げていただくのも市内版レベル。
しかし、地元祝津のオバサンたちはそんな実行委の些末な悩みなどナニヨ!とばかり、
来て頂くお客さまに満足して帰ってもらうことが全てという、浜の女の気っぷの良さ。
今年第二回目の8/4のおさかな市の
スペシャルランチメニュー、テーマは
「甘エビ」
今回のスペシャルランチメニューは、
・「甘エビ」のかき揚げ丼
・「甘エビ」と「ヒラメ」のすり身入りすまし汁
・ 新漬け
の3品で、お値段はなんと、650円。
限定80食で、11時から整理券を販売致しますが、甘エビ」のかき揚げ丼は見事準備は整い、さあ、吸い物はとなりました。
男衆は、
「なんも、すり身の吸い物だろう、だったら甘エビにホッケのすり身も加えてだせばいい」
「あんたら、何かんがえてるの、ホッケと甘エビのすり身じゃ、折角の甘エビのピンクの色合いがでず、料理が映えないしょや」
「・・、吸い物にそこまで凝るのかい?」
「あのねぇ、甘エビがテーマの吸い物よ、甘エビのピンクを映えさせるには、もっと白身の魚、そうね、ヒラメがいい。ヒラメ持ってきなさいよ。」
「650円のランチのすり身に、ヒラメ使うってか?」
「吸い物は料理の命よ、それがおいしさを増すのよ。」
で、男衆は敗北、祝津の浜の母さんたちのお客さま満足度追求路線の勝利となりました。(^^)
そんな地場の人々が喧々諤々、ツバ飛ばしてやり合いながら自分たちの町を元気にし賑わいを取り戻していきたいという、思い一杯の祝津おさかな市です。
そんな浜の母さんたちの勢いに男衆も煽られ頑張りました、
*特別企画 生「甘エビ」のつかみ取り
晩のおかずは「甘エビ」のプリプリお刺身!
300円で先着30人、11時から開始。
もやります。
是非、こういう地域の思い一杯の試みを持続させ成長させるために、ご支援とご来場を待っております。
詳細ページは
こちらから。